正方形の客室が理想形?

2012.01.07

和の装いと言えば、二〇一〇年一〇月に開業したザ・キャピトルホテル東急もまた、和の趣をたっぷりと含んでいるところが大きな特色になっている。二五一室のうち一四四室を数える四五平方メートルの標準客室には、浴室との間仕切りに大きな障子戸が用いられている。その客室の構造が珍しい形になっている。普通、ホテルの客室と言えば、長方形が基本形になるが、こちらでも庭のホテル東京と同様、ほぼ正方形になっていて、ベッドの横に浴室の入り口があり、ベッドから最短距離で浴室に入れる設計になっているのである。

[参考サイト]
高知市のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/390000/NO_101749/

浦和ワシントンホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad397986/

箱根周辺のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/140000/LRG_141600/

しかも、入り口からベッドの置いてある居室空間、浴室、ウォークイン・クロゼット、そして入り口へと、ぐるっと回遊できる構造になっているのも機能的だ。開発担当者が「この部屋の設計に最も苦労しました」と言えば、「この客室に慣れると、それまでのホテルの客室が不便に感じられるのではないでしょうか」と自信を見せていたのは客室支配人。和の趣もそうだが、いや、それ以上に、客室の構造自体が居心地を高める事実を知って、これこそがホスピタリティーデザインなのかと感じ入った。





新着記事

アーカイブ